星野リゾート宿泊記 界加賀

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1. 界加賀とは

界加賀は、星野リゾートが運営する旅館の一つであります。歴史ある加賀伝統の建築物部分をリフォームし、新たに客室棟を備え温泉旅館として再開業したそうです。館内から食事まで至るところに九谷焼や加賀友禅、加賀水引などをモチーフにした設備が見受けられ、滞在を鮮やかに彩ってくれます。

また、界加賀の特徴の一つとして、圧倒的に手の込んだ食事が挙げられます。日本の食文化であるだしによる素材のうまみの引き立て方が上手く、夕食も朝食も本当に美味しいです。加えて、加賀百万石の勇壮華麗な武家文化を象徴する加賀獅子舞を毎晩披露しています。

【参考】界加賀

2. 利用したプラン

今回利用したプランは、定員三名の加賀伝統工芸の間和室を界特有のひとり旅プランで予約しました。もちろん、この旅館の売りの一つである食事は朝も夜も付いたプランです。ただ、この部屋に内湯がなく、シャワーブースのみ設置されております。全て込みで50,200円のプランでした。

界ブランドの大きな特徴として、「ひとり旅」という一人には嬉しい割引プランがあります。なんと、最大30%も割引されるのです。注意点は、44日先の日付までの予約しかできない点です。また、セゾンカードを利用されている方は一部の宿でご優待プランがありますが、そこまで安くならないため私は使いません。

あと、界の嬉しいところとして、チェックアウトが遅いということが挙げられます。なんと12時チェックアウトです。聞いたことありません。

客室フロアは3階から8階まであります。

3. 界加賀のサービス

トラベルライブラリーの24時間開放

旅館の1階には、24時間開放しているトラベルライブラリーが設置されています。おそらく、この場所が旅館の滞在で一番気に入る場所になるのではないかと思われます。その理由は大きく分けて二つあります。

一つ目の理由は、トラベルライブラリーのすぐ目の前に位置している日本庭園が見事であることです。昼も夜もずっと素晴らしく、時間が経つのを忘れるくらい細かい作りでした。トラベルライブラリーでは、この庭園をずっと眺め続けられるのです。

茶室もあります。なんという豪華さ!!!

二つ目は、無料のドリンクが置いてあることです。コーヒーマシンの他に、ハーブティーが作れるようになっており、リラックスしてくつろげる環境が整っています。

ライブラリーということで、もちろん旅や美術に関する本もあります。

お抹茶のふるまい

チェックイン直後の15時15分から18時の間では、前述したトラベルライブラリーにて抹茶が振舞われます。秋冬は少し寒いですが、外で日本庭園を眺めながら楽しむとより良いです。お菓子もついてきます。

このサービスはコロナウイルスによる密を避けるために予約制となっています。15分刻みのチケットをトラベルライブラリーで入手し、時間になったら向かいましょう。

大浴場「九谷の湯」

15時~24時、6時から11時まで営業している界加賀唯一の大浴場です。バスタオルやフェイスタオルが常備されており、部屋からタオルを持ってくる必要がありません。また、水や加賀棒茶、ゆずハチミツが常備されており、水分不足の心配もありません。また、お風呂上りにくつろぐスペースも用意されています。

個人的な感想としては、内風呂は湯加減も良く最高でしたが、露天風呂が若干狭く、背の高い人だと脚を伸ばせない状況に陥ります。要改善だと思います。

古総湯が無料

部屋においてある風呂敷を持参すると、旅館のすぐ近くにある古総湯が無料となります。これは明治時代の総湯を復元したもので、外観や内装の床、壁の九谷焼タイルも当時のまま再現しているようです。入浴方法も当時の雰囲気を味わうことができる古総湯はまさに体験する博物館ですね。

二階にはゆっくりくつろげる休憩所があります。界加賀宿泊所にはあまり必要ないかもしれませんが、日帰りの方々は重宝しそうな場所ですね。

古総湯は朝6時からスタートしますが、その日一番初めに訪れた人には一番札がもらえます。私は5時55分に到着し、一番札を貰えました。早起きできるガッツのある方は是非!

アメニティ

界加賀のアメニティです。ヘアゴムや櫛、カミソリ、歯ブラシは部屋に無料でついております。タオル等を持ち運ぶ際に使う風呂敷もおしゃれです。

他のホテルと界のアメニティの大きな違いは、このスキンケア関係の種類の多さです。乳液や化粧水、何とボディローションまでバスルームに設置されています。

部屋着として。作務衣や上着があります。寝巻を持っていかなくてもリラックスできますね!

ドリンクサービス

部屋に到着すると、まず加賀棒茶のウェルカムドリンクが用意されています。また、加賀で作られたお菓子もついてきます。本当に美味しいです。

冷蔵庫には、無料のお水と有料のお茶とアルコール類が格納されています。お茶は210円、ビールは440円です。

加賀獅子舞

トラベルライブラリーでは、毎日21時15分から加賀獅子舞が行われます。激しい動きに迫力があり、楽しめました。ただ、早めに席を取らないと隅の方で立ってみることとなります。

界加賀湯上りビール

界加賀では、16時~20時までの間に限られますが、界加賀湯上りビールとおつまみのセットを食することができます。このビールは、界ブランドで開発された「至福の湯上がりビール」を同ブランドの全国15施設で、2020年夏より一斉提供しているものです。このビールの特徴は、湯上がり後に飲みきれる200mlの小瓶であり、かつ糀を使った苦味が少ないまろやかさにあります。加えて、施設ごとにビールに相性のよいご当地おつまみを考案されるため、訪れるところどころで異なる楽しみ方ができます。

界加賀では、ビールと共に加賀れんこんチップスのおつまみセットが提供されます。れんこんチップスの他には、スモークナッツとドライトマトも合わせて提供されます。

4. 界加賀の部屋

今回私が宿泊したのは、定員三名の「加賀伝統工芸の間和室」です。広くはないですが、機能的かつくつろげる空間が提供されています。ところどころに灯篭が置いてあり、そこに映っている月ウサギもかわいらしいです。

部屋に入るとまず何もない空間が目の前に現れます。非日常的な空間が、旅行の気分を盛り上げてくれます。

居間は畳張りの部屋です。ゆったりとくつろげます。

お風呂やトイレも流石星野リゾート、綺麗で清潔です。アメニティも非常に充実しています。もちろんドライヤーも完備です。

5. 界加賀の食事

界加賀では美食家である北大路魯山人の料理哲学を受け継ぐ、素材の真価を引き出した加賀会席料理がふるまわれます。「器は料理の着物」と唱えた魯山人にならい、1つ1つの料理に合わせて丁寧に制作した九谷焼・山中塗の器で料理が提供されるため、舌だけでなく目でも料理を楽しむことができます。

銀庵での夕食

銀庵は、ホテルの2Fに備え付けられているレストランです。部屋ごとに区切られた贅沢な半個室の部屋に、次々と料理が運ばれてきます。おしゃれな空間に運ばれてくる漆器の美しさと、素材を活かす味付けの上品さは圧巻です。是非食べてみて下さい。

まず、飲み物を決めます。自分は日本酒のみ比べセットを頼みました。もちろんビールもありますよ。

お品書きは上の写真の通りです。見てわかる通り、加賀の野菜や魚介類をふんだんに使用したメニューであることがわかります。

一つ一つの食事に異なった漆器が使われています。本当に豪華です。盛り付けも綺麗にされており、五感で食事を体験できます。

北陸は魚介類が美味しいということで、様々な料理が提供されますが、お刺身も非常に美味しかったです。特に肉厚のブリがいままで食べた中で一番美味しいブリでした。

この炊き込みご飯は、松茸がふんだんに使われているため香りも立ち、めちゃくちゃ美味しいです。鍋の下の方にはおこげも出来ています。量は非常に多いため、お腹一杯になりました。

もちろんデザートもあります。

銀庵での朝食

界加賀では朝食も非常に凝った内容となっています。

特に焼き魚の早良の脂のノリがよく、味付けを一切せずに食べてしまいました。

なんと朝から鍋が提供されます。いしる鍋と呼ばれるそうです。「いしる」とは、能登地方に伝わる魚醤のことで「魚汁(うおしる)」が訛ったものとされています。

6. その他

貸し傘サービス

山代温泉に限らず、加賀地方は非常に天気が崩れやすく雨が多い地域です。そのため、急な土砂降りも多く、傘は必須です。ただ、傘を忘れた方のために、界加賀では貸し傘サービスを行っています。以外に活躍します。

売店

1階には、売店もあります。お土産の他にビールやお茶、ポテトチップスなんてものもありました。21時に閉店します。

お酒を購入する場合は?和田酒店へ

山代温泉で意外に困るのが、お酒を購入する場所がないということです。近くに売店はなく、界加賀の売店も種類は多くありません。そんなお困りのあなたにおススメなのが和田酒店です。

日本酒やビール、ウイスキーまで豊富に取り扱っています。

唯一の注意点は20時に閉店することです。早めに買いにいきましょう。

総合的な評価としては、接客やサービス、食事全てにおいて一流であり、親孝行で連れてきたい宿という感じでした。界加賀は他の界の旅館と比較しても高いですが、おそらく食事に相当なお金がかかっていると思います。そう感じるくらい美味しい食事をいただけます。

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プロフィール

このサイトを運営しているhk5です。
1991年生まれ、東京生まれ東京育ち。
都内の某私立大学を経て、某シンクタンクの支社決算業務の主担当として従事。 3年半勤務後、某コンサルテインングファームでAIプロジェクトの企画書作成、某金融機関のチャットシステム実装のPMO、某政府系組織のシステム企画の要件定義等を経験する。
現在、都内の某国立大学院で経営学を学習中。加えて、大学院と提携しているコンサルティングファームと協業し、将来の公立病院の経営戦略をテーマにレポートを執筆中。
また、中小企業診断士として、週1~4程度の頻度でベンチャー企業の業務を手伝い、新事業企画の立案や収支シュミレーションの作成等、パワーポイントを中心とした資料作成や市の融資相談員を行っている。
趣味は星野リゾートと離島巡り。日本中回りたいと思っている。
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